英語教育よもやま話

英語教育関連の情報提供を通じ、相互交流できればと思います。

和田中学での「夜スペ」開始!

都教育委員会から「待った」のかかっていた、杉並区立和田中で
の大手進学塾「SAPIX」との連携による夜間授業「夜スペ」が、
容認された。

 「保護者、地元住民による実行委員会が行う学校外活動」と、教
師も教材の編集を行わないなど、学校指導とは基本的に別物とい
うことで対応すればOKということのようだ。

私見だが、やはり気になるのは、「SAPIX」という一私塾が月謝を
とる形式だろう。
これを一昨年から私たちがNPO法人「国際教育振興協会」として
やってきた英検対策講座のように、NPOが介在する形式であれば、
問題なかったのではないかとおもう。

 そうすれば、NPO法人がいくつかの塾講師を派遣する形式となり、
NPO法人と塾が講師派遣の契約を実施するので、一私塾の直接
営利事業とはならない。
一昨年来、実施した英検対策は、たまたまエドベックのスーパー
ティーチャーが授業を担当したが、これを塾の先生が実施するという
のと同じ考え方になる。授業実施に協力してくれる塾候補から、NP
Oが一定の選択基準を設けて講師を派遣契約し、和田中の実行委
員会とNPOが契約し授業を担当するのがベストな気がする。

 今後、こうした塾と学校の連携の事例が増えていくのだろうか。課
外授業としての選択枝が増え、複数の塾や英会話の授業が学校内
で、放課後に受けられるというのは、受講者の視点からは利便性が
あると思われる。
(以前に北京の小学校を視察したときには、こうした授業が実施され
ていた!

 「中国英語視察日記」を参照ください。)

ただ、学習塾に通学するメリットの一つは、学校とは異なる居場所で
もあるということだと思う。一つの学校社会だけでなく、複数の学校か
ら生徒が通う塾の場合は、そこに昼間通学する学校社会とはまた別
の社会が形成される。また塾の先生との関係も、よく藤原校長が指
摘する「ナナメの関係性」作りとして大きく寄与している。 学校で指
導する場合でもこの関係性は形成されるだろうが、やはり場所が変
わるということは、そうした関係を作りやすくするので、手軽に学校内
で朝から晩まで面倒みる形式には、どうも子供の世界が狭くなる気
がして、マイナス面も感じるのだが。皆様は、どのようにお考えでしょ
うか?

今後の生徒、保護者、学校側の動きに注目していきたいと思う。

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