ソウル市内の小中学校の英語授業時間数を2倍に!
ソウル市内の小中学校では、英語の授業時間が、現在より
2倍以上に増えるそうだ。
また、大統領職引継委員会の決定で、2010年からは韓国
内すべての高等学校で英語科目を英語で授業することにな
るという。
教師の確保についても日本でも実施しているように、教師で
はないが、英語力のある人材を「専門の英語教師」として採
用していくことを検討中とのこと。現行では、英語力があって
も教師資格がなければ教職につくことができないが、教師資
格が無くても、こうした専門要員の授業ができるよう制度変更
を検討している。初年度は、2000名の補助教師を採用予定と
のこと。
(中央日報の記事より)
英語の授業をオールイングリッシュで実施していくには、生
徒の基礎力も高める必要があるので、それに対応した小中で
の時間増という施策だろう。英語指導する教師の英語力も当
然課題となるところで、英語教員の研修による英語力向上を
図りつつ、それでは、間に合わないので、こうした施策が具体
的な検討になっている。日本でもすでにこうした専門要員が増
えつつあるが、まだ自治体によりかなりばらばらな印象をうけ
る。韓国のこうした国家施策としてのスピード、徹底振りは見
習ってよいのではないだろうか。
2倍以上に増えるそうだ。
また、大統領職引継委員会の決定で、2010年からは韓国
内すべての高等学校で英語科目を英語で授業することにな
るという。
教師の確保についても日本でも実施しているように、教師で
はないが、英語力のある人材を「専門の英語教師」として採
用していくことを検討中とのこと。現行では、英語力があって
も教師資格がなければ教職につくことができないが、教師資
格が無くても、こうした専門要員の授業ができるよう制度変更
を検討している。初年度は、2000名の補助教師を採用予定と
のこと。
(中央日報の記事より)
英語の授業をオールイングリッシュで実施していくには、生
徒の基礎力も高める必要があるので、それに対応した小中で
の時間増という施策だろう。英語指導する教師の英語力も当
然課題となるところで、英語教員の研修による英語力向上を
図りつつ、それでは、間に合わないので、こうした施策が具体
的な検討になっている。日本でもすでにこうした専門要員が増
えつつあるが、まだ自治体によりかなりばらばらな印象をうけ
る。韓国のこうした国家施策としてのスピード、徹底振りは見
習ってよいのではないだろうか。
和田中学での「夜スペ」開始!
都教育委員会から「待った」のかかっていた、杉並区立和田中で
の大手進学塾「SAPIX」との連携による夜間授業「夜スペ」が、
容認された。
「保護者、地元住民による実行委員会が行う学校外活動」と、教
師も教材の編集を行わないなど、学校指導とは基本的に別物とい
うことで対応すればOKということのようだ。
私見だが、やはり気になるのは、「SAPIX」という一私塾が月謝を
とる形式だろう。
これを一昨年から私たちがNPO法人「国際教育振興協会」として
やってきた英検対策講座のように、NPOが介在する形式であれば、
問題なかったのではないかとおもう。
そうすれば、NPO法人がいくつかの塾講師を派遣する形式となり、
NPO法人と塾が講師派遣の契約を実施するので、一私塾の直接
営利事業とはならない。
一昨年来、実施した英検対策は、たまたまエドベックのスーパー
ティーチャーが授業を担当したが、これを塾の先生が実施するという
のと同じ考え方になる。授業実施に協力してくれる塾候補から、NP
Oが一定の選択基準を設けて講師を派遣契約し、和田中の実行委
員会とNPOが契約し授業を担当するのがベストな気がする。
今後、こうした塾と学校の連携の事例が増えていくのだろうか。課
外授業としての選択枝が増え、複数の塾や英会話の授業が学校内
で、放課後に受けられるというのは、受講者の視点からは利便性が
あると思われる。
(以前に北京の小学校を視察したときには、こうした授業が実施され
ていた!
「中国英語視察日記」を参照ください。)
ただ、学習塾に通学するメリットの一つは、学校とは異なる居場所で
もあるということだと思う。一つの学校社会だけでなく、複数の学校か
ら生徒が通う塾の場合は、そこに昼間通学する学校社会とはまた別
の社会が形成される。また塾の先生との関係も、よく藤原校長が指
摘する「ナナメの関係性」作りとして大きく寄与している。 学校で指
導する場合でもこの関係性は形成されるだろうが、やはり場所が変
わるということは、そうした関係を作りやすくするので、手軽に学校内
で朝から晩まで面倒みる形式には、どうも子供の世界が狭くなる気
がして、マイナス面も感じるのだが。皆様は、どのようにお考えでしょ
うか?
今後の生徒、保護者、学校側の動きに注目していきたいと思う。
の大手進学塾「SAPIX」との連携による夜間授業「夜スペ」が、
容認された。
「保護者、地元住民による実行委員会が行う学校外活動」と、教
師も教材の編集を行わないなど、学校指導とは基本的に別物とい
うことで対応すればOKということのようだ。
私見だが、やはり気になるのは、「SAPIX」という一私塾が月謝を
とる形式だろう。
これを一昨年から私たちがNPO法人「国際教育振興協会」として
やってきた英検対策講座のように、NPOが介在する形式であれば、
問題なかったのではないかとおもう。
そうすれば、NPO法人がいくつかの塾講師を派遣する形式となり、
NPO法人と塾が講師派遣の契約を実施するので、一私塾の直接
営利事業とはならない。
一昨年来、実施した英検対策は、たまたまエドベックのスーパー
ティーチャーが授業を担当したが、これを塾の先生が実施するという
のと同じ考え方になる。授業実施に協力してくれる塾候補から、NP
Oが一定の選択基準を設けて講師を派遣契約し、和田中の実行委
員会とNPOが契約し授業を担当するのがベストな気がする。
今後、こうした塾と学校の連携の事例が増えていくのだろうか。課
外授業としての選択枝が増え、複数の塾や英会話の授業が学校内
で、放課後に受けられるというのは、受講者の視点からは利便性が
あると思われる。
(以前に北京の小学校を視察したときには、こうした授業が実施され
ていた!
「中国英語視察日記」を参照ください。)
ただ、学習塾に通学するメリットの一つは、学校とは異なる居場所で
もあるということだと思う。一つの学校社会だけでなく、複数の学校か
ら生徒が通う塾の場合は、そこに昼間通学する学校社会とはまた別
の社会が形成される。また塾の先生との関係も、よく藤原校長が指
摘する「ナナメの関係性」作りとして大きく寄与している。 学校で指
導する場合でもこの関係性は形成されるだろうが、やはり場所が変
わるということは、そうした関係を作りやすくするので、手軽に学校内
で朝から晩まで面倒みる形式には、どうも子供の世界が狭くなる気
がして、マイナス面も感じるのだが。皆様は、どのようにお考えでしょ
うか?
今後の生徒、保護者、学校側の動きに注目していきたいと思う。
脳科学的見地からの効果的な学習方法
2008年もどうぞよろしくお願いいたします。
遅くなりましたが、改めまして2008年もどうぞよろしくお願い
いたします。
昨秋より体調を崩してしまい、しばらく穴を開けてしまいまい
申し訳ありませんでした。
今年も少しでも、皆様に役立つ語学教育情報や運営のヒント
などを提供できればとの思いで、書き込んでいこうと思います。
少しでもお役に立てればうれしく思います。
新年を迎え、今年も自分の語学力向上、あるいは指導力向上
を目指し、学びの年との決意をされた先生方も少なくないのでは
ないでしょうか。
私も毎年、昨年の棚卸も十分できないまま、それなりに今年一
年の抱負を考えます。
そして、年末に、あるいは新年に振り返ったときに、その決意の
達成度の低さに恥じ、今年こそ!との思いでスタートをし続けてい
るというていたらくです。
昨年の暮れに面白い本を読みました。
茂木健一郎の「脳を活かす勉強法」(PHP研究所)
私は、この手のタイトルに弱いのですが、至極まともな事が書か
れていました。当代きっての脳科学者の著作だけにとても説得力
があり、自己の学習のみならず、指導する立場にとってもより科学
的に「強化学習」をすすめるための具体的ヒントに富んでいたので
紹介させていただきます。
学習のポイントは、脳科学的にみると・・・
(1)ドーパミンによる強化学習
ようするに、好きな学習は反復していくので結果的に強化付けさ
れて、どんどん学習がすすむという脳の特性を活かすこと。
(2)タイムプレッシャー
ちょっと高めのハードルを設定し、負荷をかける。それを自力で越
えたという達成感が脳に快感をもたらし、また良いプラスの強化学
習となるということ。
(3)集中力
集中するために、速さ、分量がポイント。とにかく没入感(熱中し
ている状態)が大切だそう。
の3点を指摘しています。
中でも、「瞬間集中法」についての言及は、ヒントとなりました。
「6時になったら、勉強始めよう」はダメだそうです。思い立ったら、
すぐにやる。5分でも集中してやるというに細切れ時間を活用し、す
ぐに集中できるように強化学習するもの。
また、脳は必ずしも体系的に学習しなくても良いよう。むしろ断片的
にインプットOKなのだそう。
短時間に複数の本を乱読するのも良いそうです。
記憶に関する脳科学的アプローチによる学習法のポイントも指導上、
参考になります。
(1)五感を使って記憶刺激を与える
記憶にかかわる脳の部位は、五感の統合場所である大脳皮質にあ
るそう。したがって五感を刺激することで脳が活性しやすい。TPRは
やはり大切。
(2)短期記憶の反復
何度も短期記憶で反復されたことが、やがて長期記憶化される。
短期記憶を何度も呼び覚ますことが大切。
(3)脳は一回性(劇的体験、インパクト)が好きである
脳は、劇的な体験やインパクトのある事柄を好む。刺激が強いので、
記憶に残りやすくなる。
(4)五感で感情に訴えることで長期記憶化しやすくする
短期記憶から長期記憶化する門番である海馬は、近くに位置する
扁桃核という感情を司る部位の影響を受けやすく、扁桃核によい
刺激がいくと結果的に海馬への刺激が活発化し、反応強化される。
そのため、長期記憶化しやすくなる。
これらの原理に則って、学習する、或いは学習を促せばより効果的
な学習を実行できるという訳です。
指導経験的に、効果のある学習法が、こうした原理を背景に持つと
認識することで、改めて自信を持って学習、指導できますよね。
遅くなりましたが、改めまして2008年もどうぞよろしくお願い
いたします。
昨秋より体調を崩してしまい、しばらく穴を開けてしまいまい
申し訳ありませんでした。
今年も少しでも、皆様に役立つ語学教育情報や運営のヒント
などを提供できればとの思いで、書き込んでいこうと思います。
少しでもお役に立てればうれしく思います。
新年を迎え、今年も自分の語学力向上、あるいは指導力向上
を目指し、学びの年との決意をされた先生方も少なくないのでは
ないでしょうか。
私も毎年、昨年の棚卸も十分できないまま、それなりに今年一
年の抱負を考えます。
そして、年末に、あるいは新年に振り返ったときに、その決意の
達成度の低さに恥じ、今年こそ!との思いでスタートをし続けてい
るというていたらくです。
昨年の暮れに面白い本を読みました。
茂木健一郎の「脳を活かす勉強法」(PHP研究所)
私は、この手のタイトルに弱いのですが、至極まともな事が書か
れていました。当代きっての脳科学者の著作だけにとても説得力
があり、自己の学習のみならず、指導する立場にとってもより科学
的に「強化学習」をすすめるための具体的ヒントに富んでいたので
紹介させていただきます。
学習のポイントは、脳科学的にみると・・・
(1)ドーパミンによる強化学習
ようするに、好きな学習は反復していくので結果的に強化付けさ
れて、どんどん学習がすすむという脳の特性を活かすこと。
(2)タイムプレッシャー
ちょっと高めのハードルを設定し、負荷をかける。それを自力で越
えたという達成感が脳に快感をもたらし、また良いプラスの強化学
習となるということ。
(3)集中力
集中するために、速さ、分量がポイント。とにかく没入感(熱中し
ている状態)が大切だそう。
の3点を指摘しています。
中でも、「瞬間集中法」についての言及は、ヒントとなりました。
「6時になったら、勉強始めよう」はダメだそうです。思い立ったら、
すぐにやる。5分でも集中してやるというに細切れ時間を活用し、す
ぐに集中できるように強化学習するもの。
また、脳は必ずしも体系的に学習しなくても良いよう。むしろ断片的
にインプットOKなのだそう。
短時間に複数の本を乱読するのも良いそうです。
記憶に関する脳科学的アプローチによる学習法のポイントも指導上、
参考になります。
(1)五感を使って記憶刺激を与える
記憶にかかわる脳の部位は、五感の統合場所である大脳皮質にあ
るそう。したがって五感を刺激することで脳が活性しやすい。TPRは
やはり大切。
(2)短期記憶の反復
何度も短期記憶で反復されたことが、やがて長期記憶化される。
短期記憶を何度も呼び覚ますことが大切。
(3)脳は一回性(劇的体験、インパクト)が好きである
脳は、劇的な体験やインパクトのある事柄を好む。刺激が強いので、
記憶に残りやすくなる。
(4)五感で感情に訴えることで長期記憶化しやすくする
短期記憶から長期記憶化する門番である海馬は、近くに位置する
扁桃核という感情を司る部位の影響を受けやすく、扁桃核によい
刺激がいくと結果的に海馬への刺激が活発化し、反応強化される。
そのため、長期記憶化しやすくなる。
これらの原理に則って、学習する、或いは学習を促せばより効果的
な学習を実行できるという訳です。
指導経験的に、効果のある学習法が、こうした原理を背景に持つと
認識することで、改めて自信を持って学習、指導できますよね。
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