英語教育よもやま話

英語教育関連の情報提供を通じ、相互交流できればと思います。

松坂大輔とワーキングプア

寺島実朗氏の講演の中から・・・

 「松坂大輔(レッドソックス投手)の60億円とワーキングプア」


 松坂が60億円稼ぐ超度級のピッチャーになったことは、世の大きな
ニュースとなりました。
少年野球選手や、甲子園球児を持つ親御さんには、さぞや期待の膨ら
む明るいニュースになったか、ため息をつかれたことでしょう。
 私の家の超楽天的な息子(小6)は、「ボクもプロ野球選手になっ
て、しっかり野球で稼いであげるからね。」と親へのリップサービス
を忘れませんでした。

 話がそれました。先日寺島実朗氏のセミナーを聞きました。その
中で、面白い話がありました。松坂選手が60億円稼げるようになった
のと、ワーキングプア問題は、じつは世の中のグローバル化という視
点でみると、根っこは同じなのだと言うのです。

 松坂がどんなにすごいピッチャーであっても以前のように日本のプ
ロ野球界にだけ縛られていれば、せいぜい数億円というところだった
でしょう。
 しかし、グローバリズムでもって、市場が世界に開かれている現在
は、本当に「唯一無二のかけがえないのない存在」(=本当のプロ)
であれば世界中から高い金額で迎えられるようになるというのです。

 逆に単純労働は、IT化、マニュアル化され、簡略化、単純化され、
だれでもできる仕事となり、世界の中で最も低賃金でできる所に仕事
が流れていく傾向にあります。その結果、どんどん安い賃金で行われ
るようになるため、ワーキングプア問題が発生してくるということです。

 かつて、徳間書店の理事長が「『3つのト』の時代がくる。」と
仰っていました。
ロボット、パート、エリートのことです。世の中は、この3種類の労
働になるというのです。
今、まさにそうした状態に近づいているのかもしれません。

 私は、もう一つ、エキスパートという「4つめのト」という選択も
あると思います。

いずれにせよ、わが子の将来を考えるとき、パートで一生終わるので
はなく、エリートかエキスパートを目指してもらいたいと願わずには
いられませんが、現実はどうなることか・・・

 近年の科学の進歩により、限りなく人間の機械化も進んでいます。
ひょっとすると、「ぼくは最強のマシンになってもいい」などと、ロ
ボットを目指されてしまうかも知れませんね。

韓国で英語教育専門チャンネルがスタート!

韓国では、EBS(Korean Educational Broadcasting System)英語
教育チャンネルを開局したそうだ。
それに伴い盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、「国家が体系的に
英語教育のインフラを作るのは、未来のため必ず先行sれるべき投
資だ」、「韓国は現在、世界と呼吸しなければ生存しがたい時代
に生きており、世界共に呼吸するためには英語が必ず必要だ」と
述べたそう。

 来年までに2400億ウォンを投入し、

2009年までに小学校1300校に英語体験センター設置。
2010年までに全中学校にネイティブ教師配置
2015年までに英語教師による英語での授業実現

を目指すとのこと。

またEnglish Devide(英語格差)の問題についても触れ、庶民層に
対する英語教育の社会的必要性に関して発言するなど、積極的な英
語教育推進を強調している。

韓国は、米国との自由貿易協定(FTA)の妥結など積極的にグロー
バル体制を打ち出しており、英語教育の推進もこうした経済的活動
の推進との関連性が高いと思われる。
日本に比べて、こうした国家的政策としての動きが早いのが韓国の
特徴である。
英語教育関連での予算化も、日本は6億円(過去記事参照下さい)
に対して2400億ウォン(約240億円)というのも大きな差である。



イースターに臼???

イースター(復活祭)と言えば、やはりイースターエッグ作りはかかせない。
 20070405111010.gif


 以前に、わが社のある外国人社員の体験話を聞いた。

当時、英会話学校で働いていたK氏は、生徒たちにイースターエッグ
作りをしてもらうための準備をしていた。
その準備をしていた日本人女性に
 「大変!お酢がなくなってしまったわ。悪いけれどお酢を買って
きて!」と頼まれた。
 K氏は、ただ頼まれた言葉を注意深く暗唱しつつ、近くのコンビニ
に行き、店員にたずねた。

  「すみません。USUが欲しいんですけれど、ありますか?」

店員A「臼ねぇ。どこに売っているかナァ?」
  (他の店員にたずねている)「ねぇ、臼ってどこで売っている?」
店員B「臼かー。最近見ないナァ。お客さん、何に使うの?」
K氏 「あのイースターの飾りつけに。」
店員AB 「イースター???」

 ・・・・・

 「臼」と「お酢」の発音の区別はむずかしいのですね。

イースターには、イースターエッグ作りとそれをあちこちに隠して、
それを子どもたちが探すイベントがよく行われます。教室でのイベン
トとしても利用できると思います。
 参考までにご紹介させていただきます・・・
 「メメマミのつぼ」〜育児マンガブログ〜
 

最近印象深かった言葉から・・・

「1m跳べる蚤も、コップをかぶせられたら10cmしか跳べない。」
  (霞ヶ関の体制に嫌気がさしてやめた東大卒エリートの言葉)
  ※ 1m跳べる人にコップをかぶせていないだろうか?

「Be dareing, be first, be different」
(挑戦し続けろ、一番にやれ、他人とちがうことをしろ)


「天才はだめだ。報われない天才は、問題児ときまっている。秀才
もいかん。この世は成功できない秀才がうじゃうじゃいる。学歴だ
けでもだめだ。どこもかしこも、学歴の高い怠け者ばかりだ。」
   (Ray Kroc;マクドナルドの全国チェーンを実現した起業家)
 
  ※ 51歳になってから、一介のサラリーマンであったKroc氏は、
    全米マクドナルドチェーンを志した。このベンチャースピ
    リットを51歳になってから燃やせたことに勇気がわく。

「本気とやる気はちがう。ほとんどの人はやる気がある。しかし、
本気にはかなわない。」

「人は絶望を希望に変える力を持っている。何事も無理だと思った
 瞬間に進歩は止まり、不可能だと口にした途端に未来はつまらな
 いものになっていく。」

                 (近藤太香巳;NEXYS社長)
 
  ※ この人の情熱は半端じゃない。19歳で起業。東証一部の最
    年少創業社長。
    でも成功への道は、一次関数的伸びではない。苦労の連続
    の中で見出したこの言葉には説得力がある。

「木は光を浴びて育つ。人は言葉を浴びて育つ。いい言葉、正しい 
 言葉を浴びているかどうかは大切だ。」

「改革は、新しいチャレンジや、古いものを捨て去ることではない。
 問題の解決であって、冒険することではない。」

               ( 荒瀬克己;堀川高校校長)

  ※ 改革とは、ややもすると、威勢のよい掛け声ではじまり、
    チャレンジと旧いものを捨て去ることが目的化してしまう
    ことが少なくない。不易流行でないといけないということ
    か。

                        
「私の知る限りリーダーシップは権力ではなく、人を突き動かさずにおかない最上のビジョンとゴールから生まれる。」
          ( F.Smith; EEDEX CEO )
 

やるべきことを好きになる

武田双雲氏のブログより「志気;モチベーションについて」
にとても含蓄のある事が書かれていた。

「好きなことをやるというよりも、やるべきことを好きになる」好きなことは何だろうかと探しながら、あれこれと中途半端に
なるのではなく、やるべきことを好きになる努力をすることこそ
生きていくのに大切なことではないかと解釈した。

「仕事を好きになることは、働く者の義務である。
 この世のどこかに楽しい仕事があるわけではない。
 苦しい仕事を楽しくやれるかどうかである。」
            (ユニチャーム会長 高原慶一朗)>
「努力するものは希望を語り、怠けるものは不満を語る」
            (中萬学院 会長 中萬憲明)
 

たとえ苦しいことが9割であっても、1割の楽しさ、面白さがきっ
とある。その面白さをイメージして頑張る、続けることで、希望
が見え、好きになっていく。仕事や勉強をそうして見ることがで
きれば、充実したものになっていくだろう。

 若いときに、これらの言葉は、教師や会社に都合のよい論理に
聞こえたことがあった。何か騙されて、都合よく利用される、或
いは丸め込まれているような気がした。でも、これらの言葉は、
ただ闇雲に我慢を強いているのではない。

 楽しさを見出す努力をしつつ、真剣に取り組むことを言ってい
るのだ。だから、制度的な改善の必要があれば、本気で改善に努
力すればよい。
 一生懸命に頑張り続けることは、必ず実になるのだと信じて、
今を過ごすことを大切にしたい。

 新学期を迎えて、初心に戻って、1年をスタートさせようと改め
て決意した。