英語教育よもやま話

英語教育関連の情報提供を通じ、相互交流できればと思います。

週刊STに我らがバジル・トンクスのアドバイス掲載される!

ジャパンタイムズの「週刊ST」8月31日号にバジル・トンクスの
学習アドバイスが掲載されました。

 「英会話学習とっておきの話」シリーズの中に
「英語学習力アップのための10のコツ」と題して書かれています。

 項目だけ簡単にご紹介しておきます。詳しくはぜひ紙面をご覧くだ
さい。

(1) 間違うことを恐れない

(2)一夜漬けの勉強をしない

(3)新しい単語をたくさん覚える

(4)英語は声に出して勉強する

(5)宿題を必ず行う

(6)友達と勉強する

(7)授業以外でも英語に触れる

(8)忙しくても、復習の時間をつくる

(9)先生に話しかけたり、質問をする

(10)とにかく英語を楽しむ



 こうしてみると、極めてもっともなことばかりを指摘しています。
でも、なかなか日々実践しているかというとそれが難しいのが世の
常。

 There is no royal road to learning.

学問に王道なしとも言いますが、
まさにこうした「当たり前の実践」こそが王道なのでしょう。

やるべきことを好きになる

武田双雲氏のブログより「志気;モチベーションについて」
にとても含蓄のある事が書かれていた。

「好きなことをやるというよりも、やるべきことを好きになる」好きなことは何だろうかと探しながら、あれこれと中途半端に
なるのではなく、やるべきことを好きになる努力をすることこそ
生きていくのに大切なことではないかと解釈した。

「仕事を好きになることは、働く者の義務である。
 この世のどこかに楽しい仕事があるわけではない。
 苦しい仕事を楽しくやれるかどうかである。」
            (ユニチャーム会長 高原慶一朗)>
「努力するものは希望を語り、怠けるものは不満を語る」
            (中萬学院 会長 中萬憲明)
 

たとえ苦しいことが9割であっても、1割の楽しさ、面白さがきっ
とある。その面白さをイメージして頑張る、続けることで、希望
が見え、好きになっていく。仕事や勉強をそうして見ることがで
きれば、充実したものになっていくだろう。

 若いときに、これらの言葉は、教師や会社に都合のよい論理に
聞こえたことがあった。何か騙されて、都合よく利用される、或
いは丸め込まれているような気がした。でも、これらの言葉は、
ただ闇雲に我慢を強いているのではない。

 楽しさを見出す努力をしつつ、真剣に取り組むことを言ってい
るのだ。だから、制度的な改善の必要があれば、本気で改善に努
力すればよい。
 一生懸命に頑張り続けることは、必ず実になるのだと信じて、
今を過ごすことを大切にしたい。

 新学期を迎えて、初心に戻って、1年をスタートさせようと改め
て決意した。

日・韓・中国の学生比較より

 日本青少年研究所調査による「日中韓3都市の小学生の『生活習慣
に関する調査』」という資料をみた。
 東京、北京、ソウルの小4−6年生、それぞれ1,500名〜2,000名を
対象に調査されたものだ。

生活習慣の中でみると、
 ・就寝時間 
    日:10時台(45%)
    中:9時台(65%)
    韓:11時台(43%)
 ・起床時間 
    日:7時台(66%)
    中:6時台(80%)
    韓:7時台(77%)
  
  がそれぞれ最も多くなっている。受験勉強過熱が言われるソウル
が最も遅くなっている。「早寝早起き」は、どうも北京の方に軍配が
あがる。

 それ以外にも、例えば食事前の手洗いは、日本が最も低く、北京が
高い。

 大きな差がでた項目は、「どのような人になりたいか」の質問の
中で、
 ・「クラスのリーダーになりたい」日12%、中46.0% 韓33.3%
 ・「先生に好かれる子になりたい」日10.4% 中60% 韓47.8%
 ・「将来のためにも、今、頑張りたい」日48% 中74.8% 韓72.1%
 ・「勉強の出来る子になりたい」日43.1% 中78.2% 韓78.1%
などとなっている。

 とくに「リーダーになりたくない」が日本では35.5%
(中:11.1%、韓:14.1%)と高くなっている。

また、褒め方の差も興味ぶかい。
 「子どもがよい成績をとった時の親の態度」
では、「言葉でほめてくれる」 日本72%、一方中国は「もっと頑
張るように励ます」75%となっている。韓国では「言葉で褒める」
(35%)、「ほしいものを買ってくれる」(31%)が多い。気にな
るのは、日本では「特にほめたり、何かしたりしない」が15%で三
カ国中一番多い回答になっている。

 勉強過熱気味の韓国、しつけや社会規範意識の高い中国、意欲の低
い日本という印象が残る結果となっている。

 成熟社会となっている日本の現状と、今高度成長期の只中にある中
国や韓国とは事情がかなり違うが、将来を担う子供たちの意欲や習慣
の差は、今後ますます広がるのではないかと心配になる。

 鍵をにぎるのは、やはり先生の力なのではないか。そのためには、
先生方が、生徒と一生懸命に関わることのできる体制作り、制度的
なサポートが構築されることを、再生会議に期待したいところだが・・・。