英語教育よもやま話

英語教育関連の情報提供を通じ、相互交流できればと思います。

京都市全小学校で5年から英語指導を今春よりスタート!

京都教育委員会は、京都全市の小学校5年、6年生で英語指導を
今春よりスタートさせるそうだ。
 市は、2002年からすでに小学校での英語指導に関して様々な活動
を試行してきており、単純な上意下達ではなく、現場の意見もかな
り反映されつつあるのではないかと思われ、期待される。

 すでに小中連携での特区実践例は全国に多数ある。また他に先に紹
介した
横浜市のような独自路線、広島市の特区事例など文科省の指導
要領を絶対視し、マキシマムスタンダードとみるのでなく、いろいろ
な実践がされていく傾向がますます進んでいる。

 世界的に教育成功国として注目されているフィンランドの教育改
革のキーワードは、中央の管理を減らし、現場への権限委譲による
教師のモチベーション向上だったそうだ。
こうした取り組みが、単に文科省の管理が、自治体の教育委員会に
変わっただけで終わらずに、ぜひとも現場のやる気を引き出せるよ
うな改革となることを願う。
今後もこれらの自治体の取り組みに注目し、またご報告したいと思う。

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自治体の独自色が増えている!

横浜市教育委員会は、文科省から出された学習指導要領改訂とは別に、小学校教育
で独自に年間20時間の授業時間増を盛り込んだ指導要領をまとめた。
1年生〜4年生は英語に、5〜6年は英語以外の科目に充当されるとのこと。2011年
より導入される予定だ。

広島市は、「ひろしま型義務教育創造特区」の認定を受け、小5〜中3までを
「言語・数理運用科」と小5,6年で英語科を来年からスタートさせる。

教育特区としての自治体の独自の取り組みは、群馬県太田市の「外国語教育特区」に
はじまり、全国にそれぞれ独自の特色を活かしつつ広がった。

まさに自治体教育の自主性が広がっていると言えそうだ。

東京都杉並区和田中学での塾の講座開設の例のように、学校がより開かれた存在と
なり、地域、民間企業なども連携して教育を行うというムードが醸成されつつある。
今年は、私たちのところでも今まで以上に、自治体関連での英語教育に関する問い
合わせや、協力要請などが増えている。

今後、ますますこうした動きが活発化するだろう。一方で、教育においても地域格差
の問題がより顕著になることも心配されるが、スピードをもって改革が実施されるこ
とのメリットを期待したい。

私たちも、可能な限り貢献できるよう努力していきます。


高1の英語力 42%が中学中級レベル以下にビックリ!

「高1の英語力42%が中学中級レベル未満」という記事があった。
(河北新報ニュース;宮城県教育委員会の調査結果より)

記事によると、「みやぎ学力調査結果」から高1での英語力を見ると、
英検準2級レベル(6.7%)、2級レベル(1.2%)で、前年調査比で、
わずかだが増加している。
一方で
英検3級レベル(27.5%)
4級レベル(22.1%)
4級レベル未満が(42.5%)
だそう。
 前年調査比では、4級レベル未満の生徒の割合が増えており、
英検3級レベル以上の生徒の割合が若干だが減っている。
調査結果は、県立、市立高校の高1生約1万5千人が対象となっ
ている。

 学力上位層が若干増加しているものの、中間層以下の学力低
下が進んでいるようだ。英検4級レベル未満が42.5%という数字
には、ちょっと驚きだ。あきらかに英語の基礎力が足りない。
中学での英語指導の改善が必要といわざるを得ないのではない
だろうか。
 調査結果では、英語以外の科目「数学」「国語」での学力低下
傾向も顕著にでている。全体の学力向上へ向けての動機付けも
重要な課題と言えそうだ。